architectural recordings

高知の先端音楽の集い。 音楽、そして音楽から派生する様々なものを 生み出し提示していきます。 「プログレッシヴ・ミュージック・スタイル」

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2003


「プリペアリン」

ノートとペン
鈴の音のするケイタイ
不器用なカメラ
ギターと僕のオーケストラ
美味しいお水
旨味トマトソース
睡眠赤ワイン
潤い目薬
乱視メガネ
友人や家族の写真や手紙
出逢いの蓮の花
そしてまだ咲く前の君

旅の用意はコレでオッケイ
出掛けよう、さあ

くるりとリリコがグルグルまわる
長くなるからはしゃがないで

ところでジージョ、お前はどうする??

**2003.01.13**

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「ラスト」

何処にいても向かい合う二人

美化することなく
見たままを想う

ただココロは見えなくて
時に行き場を失いそうになる

でももっと見つめれば
  もっと耳を傾ければ
  もっと抱きしめれば
なんてことない これからも

赤い糸なんて生ぬるい
僕らは涙腺がつながっているのです

またこれから始まるよ
六十分後ろで僕を感じていて

**2003.01.15**

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「昨日の今日」

紙飛行機
風に乗ってグングン
ポカポカと暖かい風ばかりではなく
嫌になる程強い風
千切れそうな冷たい風
眼が開かない砂混じりの風
思考を鈍らせる花粉いっぱいの風など
紙飛行機を困らせる風ばかり
だけど
紙飛行機は風がないと落ちるから
どんな風でも喜んでいます

虹を横目に
山の稜線に沿って
風に乗った紙飛行機
どこまでもグングン
いつまでもグングン

**2003.02.28** 文集「やまもも」より

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「反射街」

この世には
鏡が至る所にあり
いつでも自分自身を見る事が可能で
楽にしてくれる時もあれば
苦しめられる時もありでもそれは
自分の心の中のどこかを
写しているので文句も言えず
受け入れるしかなく時折
立ち止まったり振り返ったりしながら
頭の中のどこかで理解しつつ
判断し進んで行くだけなのだから
考え方によってはまったく面白みのない
薄っぺらな人生になりそうで嗚呼
困ったものだなとつい最近まで考えて
眠れなかったりしたのに

可憐な君の登場

可憐な君の登場

可憐な君

   君

いつでも自分自身を見る事が可能な
鏡が至る所にある
この世には
頭が上がらなくなった

**2003.03.25** (こほろぎ通信53号掲載)

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「芸術へ」

スタイルとしての反逆を
今 ここに
聴こえないフリをしても
脇に抱えた毒袋は膨らむばかり
それならばいっそ
絶望への切符を破り風に流そう
斜陽を身体中に浴びる青臭いこの私を
笑う奴などいない筈だ

存在するスタイル反逆
ここは今
私にとって最も重要なエアポートとなった
短いままの滑走路を月夜に
ヒラリ飛び立ち突き抜けてみせよう
できるだけ高い所までゆきその場所で
貴女とずっとお喋りをしていたい
そこでやっと出会い 産声を上げるのだ

**2003.04.22**こほろぎ通信 第54号 掲載

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「 昼夜の月 」

裏側に見るべきもの無し
澄んだ空の日はそうそうなく
その時を 僕は待っている

腫れあがった世界観
野蛮な内側は溶け始め
張り詰めた中身は悲鳴を唄う
静かに染み込んでくる時間
その時をそう 僕は待っていたんだ

見た事もない走馬灯に
やがて煌々と火が灯され
その時を待ち焦がれた僕は
重なり共鳴するふたつの世界を
ど真ん中で受けとめる事となった

先々の理不尽な土砂降りの中で
僕は思い出すだろう あの裏側を
五感の次で喰い繋いだ日々を

**2003.05.24 **

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「洋子&ヘアー」

溜息で交差点 歩道橋で雨
まずい煙草を投げ捨てる
スレ違う女の後姿を見る
鳴らぬ携帯を開閉する
同じ目線のビルの中
ネクタイが2本ぶら下がっている

ああこの橋を何度行き来しただろう
時には丸い月の下
届いた写真と重ねたりもした
思い出 ここに存在しない思い出

洋子&ヘアー

やがて僕達は
僕のまま 君のまま
ここで何かを残すだろう
誰もが羨む光る塔を

すいません
もう一杯くれませんか
ミルクたっぷりで

**2003.06.25**

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「ロッテルダム・ヨコハマ」

胸踊る日曜日
バスタブの底
魔法を掛ける背に14
希望に触れる瞬間の
目の眩む揺らぎはどうだ

音の錬金術で
胸踊らせる為
日々消耗する僕を
後押しし慰めてくれる
君もそうだ

**2003.06.26** こほろぎ通信56号 掲載

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「海水混じる川で」

茜色から紫色
不明瞭な公園に
黒く手に付く覗き穴

一人でそこにいた
その長さは やがて深さに
今は君といる
振り向き駆けて来る
そうして暮れてゆく一日

研究室はひっそりと
液晶の明かり
帰りを待つ夜更け

**2003.06.28**

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「誓い」

おいしいものをつくります
それをたべさせます
あこがれられます
かがやきます
ひっくりかえします
ゆめをあたえます
むねをおどらせて
たかならせます
なみだをすてます
でもわすれません

「願い」

おいしいものをつくってください
それをたべさせてください
あこがれられてください
かがやいてください
ひっくりかえしてください
ゆめをあたえてください
むねをおどらせて
たかならせてください
なみだをすててください
でもわすれないでください

**2003.07.28**
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